「防犯カメラ」最新犯罪情報




最新の犯罪情報は警視庁のサイトよりご参考ください。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/annai/map_annai.htm

空き巣と忍び込み・居あき

「空き巣」とは、昼間不在の住宅に侵入し、金品を盗むもの。
「忍び込み」とは、夜、家人が就寝中に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むもの。
「居あき」とは、家人が昼寝や食事、洗濯干し物中、庭先の手入れをしているすきに屋内に侵入し、金品を盗むものです。住宅対象の侵入窃盗の74.3%が「空き巣」。20.4%が「忍び込み」、5.3%が「居あき」となっています。

侵入窃盗の手口いろいろ

ガラス破り 昼夜 窓ガラスやガラス戸をドライバー、ガムテープなどを使用し割ってそこから手を入れてサムターンやクレセント錠等を開ける手口。最近はガラス全体を切り抜いて窓を開けずに侵入する手口も発生しています。
ドア錠破り 昼夜 ・扉とドアの隙間をバールなどで破壊して侵入します。
・円筒錠やインテグラル錠をプライヤー等で破壊して侵入します。
無締まり 昼夜 無締まりの場所を探して侵入。立ち話中の一瞬やトイレ、風呂場などの鍵をかけていない場所などから侵入します。
合鍵による 合鍵を探して侵入。植木鉢の下・郵便受けなどを探されます。
ピッキング 昼夜 錠前にピックと呼ばれる特殊器具を差し込み、錠前を解錠する手口。約数秒で解錠でき、ほとんど形跡が残らない。
H12年頃、外国人窃盗団などにより急増した。特にマンションに多い。
東京などは都市部よりピッキングに強い錠に変更したり、ピッキング条例や法律(※)が制定、取り締まり強化により下火に。地方ではまだ見受けられるが、全体として現在は数パーセントの被害に留まる。
※:特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律(H15.9.1施行)
サムターン回し解錠
(特異破り)
昼夜 ドアにドリルで穴を開けて金属棒を差し込む等、様々な特殊工具を用いて内側のつまみ(サムターン)を回して不正解錠する強引な手口。
H14年頃より急増。
焼き破り 昼夜 力の強いライターでガラス戸の一部(鍵付近)を熱した後、急激に冷やし、ドライバーなどで割る手口。 H15年春頃から急増。ガラスの破壊音が少ないため犯行に気づかれにくいという特徴がある。
特に一戸建て住宅に多くみられる手法です。
壁破り 昼夜 入り口のドアノブの脇の壁に電気ドリルなどを使用して穴を開け、開けた穴から手を入れて鍵を開け侵入する手口。
ビルの中にある事務所・店の被害が多く報告されています。
H15年春より増加。
こじ破り 昼夜 ドライバーでガラスとサッシの間をこじ開ける古典的な手口だが、簡単に開く場合も多い。